2026/10/8

カウンセリングで大切にしていること

私がカウンセリングで大切にしていることは、相談に来られた方を尊重し、その人の可能性を信じるということです。

目の前で語られる言葉だけではなくて、

これまでどのような人生を歩んできたのか。その背景も含めて尊重しながら、お話を聴くようにしています。

カウンセラーが一方的に「治す」のではありません。

相談者の方と一緒に考え、悩み、試しながら、変化していく過程を共に歩んでいく。

そのためにも、できるだけ自然体でお話を聴くことを大切にしています。

カウンセリングにおける信頼関係を「ラポール」と呼びますが、良いカウンセリングには、この関係性が欠かせないと感じています。相談者の方が安心して自分らしく語れる時間にしていく。

もちろん、カウンセラーも万能な存在ではありません。

一人の人間です。

完璧ではありませんし、迷ったり、悩んだりすることだってあります。

それでも、カウンセラーという存在がそばにいることで、その人がもともと持っている力や可能性が少しずつ発揮されていくことがあります。

相談者の方が自分自身で問題に向き合い、一歩を踏み出していく姿。

以前は難しかったことを乗り越えていく姿。

その景色をそばで見ることができるのは、この仕事の大きな魅力です。

私自身、相談者の方から勇気をもらうことも少なくありません。

倒れても、また立ち上がる。

大きく立ち上がらなくてもいい。

何かにつかまりながらでも、ほんの少し前を向ければいい。

そのための杖や椅子のような存在として、少しでもお手伝いができれば。

そんなふうに思いながら、日々カウンセリングをしています。