2026/10/10

カウンセリングはライブ

カウンセリングでは、これまで学んできた知識や経験をもとに、相談者の方のお話を理解し、必要な支援を考えています。
 
ただ、実際のカウンセリングは教科書通りにはなかなか進まないものです。
 
じっくり話を聴くことが必要なときもあれば、こちらから質問したり、具体的な方法を一緒に考えたりすることもある。
 
逆に、あえて言葉を挟まず、沈黙の中で待つこともあります。
 
同じ「不安」という悩みでも、その方の背景や歩んできた人生は一人ひとり違います。当然、必要な関わり方やアプローチも違ってきます。
 
私は、決まった型や技法に相談者の方を当てはめるのではなく、その方に合わせて自分の関わり方を柔軟に変えていく、
 
少し「カメレオン」のような感覚でいます。
 
なんとなく楽器をチューニングするような感覚でもあります。
 
「この方にとって、今どのような関わりが必要なのか」を考え、感じ取りながら関わることを大切にしています。
 
もちろん、何でも自由にするという意味ではありません。
 
守秘義務や時間、役割など、カウンセリングには大切な枠組みや構造があります。
 
その枠の中で、目の前の方との関係性を大切にしながら、一緒にその人なりのカウンセリングをつくっていく。
 
同じカウンセリングは一つもない。だからこそ、私はカウンセリングは「ライブ」なのだと思っています。